- スポーツライター・小宮良之のブログ - ADMIN
2008.04.17 Thu 12:09
この道はきっとどこかにつながっているのだ。
昨晩、福田選手と電話で話をしました。
尊敬できる選手であり、気の置けない友人でもある彼と話すことは、とても刺激になります。
スウェーデンの名門、イエーテボリとの親善試合で、かりかりしたDFから悪質な蹴りを尾てい骨に受け、その痛みがひどくしばらく戦列から離れていたようですが、今は英気を養い、復活を見据えている様子で。乾坤一擲、捲土重来、その反撃を今は楽しみに。

「RUN」の反響は福田選手個人にも届いていた模様ですね。
ある小学校では道徳の教材に使われたとか。
「生きる勇気を与えてもらった」という人もいたとか。
僕は伝者に過ぎないのですが、そういう話を聞くと溜飲が下がります。
”何か”は読んだ人々の心に残るんだろうなと。それは彼との約束だったし、書き手として奢りではなく、自負なのです。

実は「RUN」は狙っていた文学賞を逃しました。
これは僕の不徳の致すところで、全く恥ずかしい。これだけの素材を文学の領域にまで高めることができなかったのは痛恨の極みです。
自分には”何か”が足りなかったのでしょう。

でも、たくさんの反響を聞き及ぶに付け、やっぱりこの本を書いたことは誇りに思えるのです。

「RUN」というタイトルには、表題の思いが込められています。
どこかにつながっているに違いない道を走っていくしかない。
その道にいろんな”何か”は転がっていて、それは見方によっていろんな形や色に映るんだと僕は思います。
走り続ける姿にリアルなドラマがあるんだと。
僕の仕事はその一瞬を自分のフィルターで切り取り、世の中に伝えること。それを続けるしかないんです。

そうそう、「RUN」というタイトルが自分の中で決するまでは、「殺し屋とホットケーキ」というタイトルが有力でした。
今日の朝食はホットケーキ。
僕は熱々の時にマーガリンをたくさんぬって食べるのが好きです。
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2008.03.15 Sat 13:06
ラン、ローラ、ラン
表題のドイツ映画、少女が借金をした恋人を救うため、資金作りのためにとにかく走り続けるのですが、展開がスピーディーでなかなか痛快でした。
RUN、こちらも3月になってもいろんな方々が紹介してくれているようで。山口慶選手(名古屋)やバルドラール浦安(フットサル)の選手、ドイツ修行中のハンドボール選手、仙台放送のアナウンサー、営業マンや旅行代理店の方まで。様々な職種の人がブログなどで感想を書いてくれています。
これはとても著者として励みになりますね。
週刊朝日3月7日号は「体ひとつで世界のサッカー界を生き抜く話なら、ゴマンとある。けれども本書は、渡航したアスリートの成功譚に終わらない。人を寄せ付けない、ぎらついた若武者が、家族を持ち、選手仲間と触れあううちに、人としてたしかに成長していく。固い根雪が溶けていくような様が胸を打つ」と書評を掲載。溜飲、下がりますわ。
また、3月15日付の西日本新聞(九州トップシェア)、1面朝刊コラム「春秋」で、ストイコビッチのカムバックを導入にして、RUNが紹介されていました。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/
column/syunzyu/20080315/20080315_001.shtml
改めて、多くの人に読んでもらっている喜びを噛み締めています。
書店で増刷の平積み見つけたぞ!

ラン、ロング、ランってなかんじで。


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2008.01.31 Thu 13:39
RUNがJリーガーに与えた影響とは。柳沢君の言葉。
RUN、かなり多くのJリーガーが読破し、少なからぬ影響を受けていてくれている模様です。
浦和の相馬ブログは話題になったみたいだけど、ブログに書いていない選手でも、「移籍を志願した」「コノママデハイケナイと思った」「自分を見つめ直した」と感動を伝えてくれるのはとても嬉しいことです。
ホント、感謝です。

徳島ヴォルティスの柴村直弥選手はブログで、「おれも常々思ってきたけど、一日一日を大事に精一杯生きるということが本当に大切なことなんだと改めて感じました」という思いを綴ってもらっています。
http://blog.goo.ne.jp/shei90/d/20080128
ちなみに柴村君という選手はACミランユース、新潟シンガポールと個性的なキャリアを送っており、ぜひ一度会ってみたいと思いました。

さて。選手からの反響が多いと僕は柳沢君の言葉を思い出します。
実は以前、彼に雑誌でインタビューしたとき、「遺書。」を読んでいたことを明かしてくれたんですが「よくあの話を書けますよ」といわれたのです。これはショックでした。もしかすると、他意はなかったかも知れないけど、「ああいう身のうち話は書くべきではない」というような皮肉が込められていたような気がして・・・。
「遺書。」は衝撃的内容で、刺激が濃縮でした。だからこそ、RUNはその先にある物語で、家族を軸に福田という人間の葛藤と成長をじっくりと描いています。今は、戦い続ける姿に共感してくれている人たちが多いことが、筆者としては嬉しく、溜飲も下がる思いです。

柳沢君、RUN読んでくれたかな?


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2008.01.25 Fri 15:55
Number書評でやんす。
1月24に発売号のNumber「スポーツを読む」の書評欄でRUNが取り上げられていました。
「幼くしてなくした母への想いが作品を貫く主題であることは間違いないのだけれど、彼が一人で道を切り開き、リーガの2部まで頑張って辿り着いてしまうと言う事実に、僕はただただ感心してしまう。ヌマンシアというクラブで10ゴールを上げ、チーム内得点王&MVP。これ、ほんとうにすごいことです」
(一部抜粋)
この凄いことが日本ではなかなか分かってもらえない。もどかしい。だからこそ、この本で彼の物語を少しでも知ってもらえたら。
作者は切に願うのであります。
表紙の岡田監督、RUN読んでくれないかなー。

Sports Graphic Number 2008年2/7号Sports Graphic Number
2008年2/7号

文藝春秋
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2008.01.18 Fri 23:36
JJのモデルさんまでもが!!
明日、1月19日。福田選手が在籍するラスパルマスはアルバセテと対戦します。19位と18位のチームの対戦だけあり、2部残留のためにはどちらも負けられないゲーム。アルバセテはヌマンシアを作り上げ、昨季までテクニカルディレクターだったマッシモ・エルナンデスが作ったチームで、福田選手とは因縁浅からぬ対決になりまする。二人とも、昨季はヌマンシアで共に戦っていたわけで。
アルバセテはビッグチームではないですが、モリエンテスなどを擁して1部でセンセーションを巻き起こしたことも。育成に定評があるチームですが、99年ワールドユース決勝で日本を轟沈した左FWバルケーロ、シドニー五輪金メダリスト、カメルーン代表FWスフォを擁し、激戦は必死か。

福田選手の奮闘を期待します。

JJモデルの秦礼子さんという方が、ブログでRUNを絶賛してくれていました。
「福田選手の生き方には、どんな業界にも必要不可欠な、生きていくヒントがたくさんあると思います!
少なくとも私は本っ当にパワーを頂きました!
生きる意味・使命、情熱、家族の絆…この本を読んだだけで一歩前進出来ました!」
(ブログから一部抜粋)
モデルさんも大変な職業のはずで、いつかモデルさんたちの人間物語も描いてみたいものです。


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