- スポーツライター・小宮良之のブログ -
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2008.02.29 Fri 16:07
タラゴナではたしかパエージャを食べたと思う。
福田選手が所属するラスパルマス。今節はタラゴナ戦です。

タラゴナは昨季1部で戦った好チームですが、そこは2部のレベルの高さ。現在は降格圏内にて候。
右サイドのクロスマシン、カンパーノはマジョルカ取材時代にインタビューしました。
高速艇に乗って釣りをするのが趣味。セビージャ訛りのオッサンでしたが、アンダルシア人にしては誠実さを感じました。
「FWは少しでも眠ればポジションはないぞ」と大久保嘉人に言っていたっけ。
カンパーノのクロスからヨシトが合わせるというシーンはマジョルカ取材時代のいい思い出です。
そのタラゴナ、戦力的にはトルトレーロ、フェデ、ミンゴ、オスカル・ロペス、ダビ・サンチェス、アルポンなどバルサ育ちの選手が中心。注目は11チーム目のプレーとなるさすらいのストライカー、モイセスですかね。大柄な体を生かした空中戦は”空母”の異名。

強敵相手も、頑張れラスパルマス!(前節は選手の顔ぶれだけを見れば、1部クラブもびっくりのセルタにも勝っているし)
撃ち合いになる予感あり!?

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2008.02.24 Sun 01:18
伊賀流忍者たちは極めつけのアスリートだったに違いない。
今週は三重、大阪と取材。
伊賀では忍者の香りをかいできました。天正伊賀の乱、織田の大軍を伊賀の人々は忍者軍の奇襲で破ったそうで。その敗北に激怒した織田信長がさらに大軍を募って進軍してきて、城や砦は次々に落とされ、忍者たちはほぼ根絶やしに。
ちりぢりになり生き残った伊賀忍者、服部半蔵が徳川家康を助け、その後も重用されたのは有名な話。一方で、豊臣側についたのが甲賀忍者で、忍者ハットリくんとケムマキくんの因縁はここから来ているわけで。
と言うわけで、ホンモノの忍者なんていないんだけど、上野城の辺りを散策しながら「この辺で修行してたのかな」なんて物思いにふけってきました。

ちなみに取材の方は伊賀くノ一、ランポーレ、セレッソ大阪を訪ねてきました。
こちらは誌面にて。
伊賀牛が食べられなかったのが心残り。一日に4,5人をインタビューするハード日程のため、コンビニの連続で。
忍忍ニンニンでござる。
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2008.02.17 Sun 20:10
氷の上で跳んだりはねたりして、しかも美しさを競うなんて。
昨日、韓国で行われたフィギュアスケート四大陸選手権が閉幕した。
男子は高橋大輔、女子は浅田真央が優勝。日本がフィギュア大国であることを高らかに示した。これ、すごいことです。
トリノ五輪前から取材するようになったこのスポーツ。スター選手が登場したのは大きいですが、人を引きつける力を持っています。僕、サッカーではなかなか泣けなくなりましたが、フィギュアは感極まっちゃいます。表情の表現者たちの挑戦的姿勢に胸を打たれるというか。

そして今回の四大陸では、敗者にも華があったようで。

安藤美姫。彼女はトリノ以来の四回転に挑戦をしました。
結局、失敗したものの、彼女と4を巡るドラマは果てないです・・・。
そこで、スポーツ雑誌「Sports Yeah」のトリノ取材で書いた原稿を。
そこに今大会、そして未来につながる前章があったように僕は思うので。


 2月21日、ショートプログラム。満員のパラベラで、老紳士が背中を丸めて座っていた。お付きの女性が慇懃に話しかけ、紳士は優しい声で答える。「今日はワダエミさんがデザインしてくれた衣装でね。私もまだ見ていないんです」。会場では第2組が滑り終わり、次のグループがウォームアップで会場に姿を現すと、老紳士は落ち着かない様子で手を振る仕草をした。
「気づかないな」と言った視線は、上半身シースルーのコスチュームを身に包んだ女の子に向けられていた。しばらくして、老紳士は関係者に呼びかけられる。「おじいちゃま、ミキちゃんの番なので下でご観戦を!」。老紳士は慌ただしげに階下に降りていった。
 リンクには少し不安げな氷上の少女、安藤美姫が姿を現していた。

 2月19日、メディアセンターで合同記者会見が行われた。安藤は会場に入る瞬間、目も眩むフラッシュに顔を曇らせたが、席に着くと気を取り直したようだった。隣に座るジェンキンスコーチが、喋る前にいつもマイクのスイッチを忘れてしまうのだが、そのたびに安藤がそっと手を伸ばしてスイッチを入れる。そうして彼女は右隣の荒川にへへっと微笑みかける。純真無垢な笑顔だった。
 外国人記者から質問には、少し鼻にかかった甘い声だったがはっきりと答えた。
「オリンピックは出られることだけで素晴らしいことだと思います。大会では誰かに勝つより、自分に勝ちたい。自分の中で緊張している自分に勝ちたいです。滑れるチャンスをもらったので、失敗しても成功しても4回転は飛びたい。それで人の心に残ることができればいいし。私は荒川さんを見て、オリンピックに出たい夢を持つようになったので、今度は子供たちに夢を与えられたらなと」
 幼さは残すが、彼女なりの作法を弁えているようだった。だが終始にこやかで落ち着いていた表情が唐突に崩れる。
-亡くなったお父さんに、どんな誓いを立てましたか?日本のTV局関係者の放った質問だった。
 マイクから場内に流れた声が急にしゃくれ上がる。「えっと・・・プライベートなので、お答えできません」。語尾が聞こえないほど震えていた。瞳は潤み、涙のダムが決壊する。8才の時、大好きだった父をバイク事故で亡くした。その質問は十代の彼女にはタブーとされ、2年前、全日本選手権会見でも泣いていたのだ。
「聞き方がすごく嫌だった。土足で踏み込まれたみたいで」。彼女は当時語っている。
「パパが雲の上からひっぱってくれるから、4回転跳べるの。だからいつも仏壇に行って来ます、って言います。大会のこれまでのメダルも必ず供えて」。たとえ科学的に解析できなくても、それは彼女にとっての真実だ。安藤は家族のぬくもりを慈しむ。例えば心配でそわそわしながら安藤の姿を見つめていた祖父。家族は聖域でなければならない。それが犯された。少女の精神的バランスが狂ったとしても、不思議ではなかった。
 トリノ入りから成功度が高まっていた4回転が、その日から決まらなくなった。

 ショートプログラム。安藤は『蝶々夫人』の曲調に合わせて長い四肢を生かし、ダイナミックに滑る。だがダブルトーループの着地に失敗して結果は8位。シックで大人っぽい衣装は、どこか年相応な彼女の肖像と外れていたが、ミスマッチは今の彼女が置かれている状況を説明するのに皮肉にも似つかわしかった。安藤は世間から強引に少女からの脱皮を周囲に迫られた。「笑顔で滑りたい」と言う高校生の無垢な感情が踏みにじられることもしばしばだった。
 ただ一流のアスリートにはどこの国であれ、無慈悲で容赦のない要求が突きつけられるものだ。
 ロシアのスルツカヤは16才で欧州王者になる。彼女は天才と呼ばれ、その時から勝利は義務になった。母親の看病に明け暮れ、その後は彼女自身が心臓に病を抱え、スケート再開後、薬の副作用による後遺症に悩まされても。彼女は世界の頂点に立つことが当然とされる重圧と笑顔で向き合う。
「スケートのない私はカラッポ。だから何があろうと、スケートが好きだから滑る」。スルツカヤは語るが、それは才能を持つものの行き着く境地なのかもしれない。

 23日のフリープログラム。安藤は誰もが見とれるレイバックスピンで競技をスタート。だが思い切って挑んだクワトロサルコウでは、あえなく転倒した。しかも判定はトリプルサルコウだった。その後も果敢に難度の高いジャンプに挑戦するもののが、ダブルルッツ、トリプルフリップ、トルプルループ、トリプルとーループ・・・立て続けに着地に失敗した。総要素点は35.69。最終的な順位は16位まで下がった。
 ただ、安藤は自分らしく攻めた。
「失敗しても成功しても、自分の滑りを」。彼女は誓っていた言葉を裏切ることはなかった。結果は付いてこなかったが、攻めた上での失敗は彼女が大人の競技者になるために必要な分岐点になるかもしれない。それが邪推に過ぎず、彼女は彼女なりの無垢さと誠実さと脆さを抱きながら滑るだけにしても。一つだけ言えるのは、彼女が魅力あるスケーターの一人であることだ。彼女は18才と若い。昨年末、骨折が判明した右足小指は万全ではなかった。それでも彼女は音を上げず、自分の滑りを貫いた。
 彼女が大人の女としてスケートを楽しめた時。バンクーバーは歴史の証言者になる。
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2008.02.11 Mon 21:07
PKを外すという行為にあるドラマ。
情熱大陸で福田選手がPKを外すシーン。
息が詰まるような映像でしたが、実はそこには語られていないドラマがありました。
「なぜあそこまで」
その物語は、もしかするとRUNの続編の序章になるかも知れないし、そうはならないかも知れませんが、人間として、選手としての福田が凝縮されているのは間違いありません・・・。
いつかその深奥に迫っていければ。

トリノ五輪で取材を続けたカーリングの「チーム青森」が日本選手権で優勝し、世界選手権の切符を獲得した模様で。おめでとう!世界を驚かせてください。

日々徒然 | CM(0) | PAGETOP↑
2008.02.11 Mon 10:25
情熱大陸とRUNが描く世界のギャップ
2月10日に放送された福田健二選手の情熱大陸を見ました。
反響はおおむねいいようで、企画に関わった人間としては胸をなで下ろしています。
痛ましいまでにサッカーに打ち込む姿はよく描けていたかと。

ただ、その切実さは彼の一面に過ぎないと僕は考えています。
福田選手の真の魅力は、自分を信じる力であり、たくましさであり、家族と幸せであろうとする前向きな姿なのです。
だからこそ明るい勇気をもらえる。
拙著「RUN」で描いた世界は、まさにその生きる力にあります。
映像内にいた福田選手はもちろん真実でしたが、彼の中にあるほとばしる炎を映し出せていれば・・・もっとよかったはずです。
周囲の声が乏しかったことが一元的にしていたのかもしれませんが。

今は映像の持つポジティブな力を信じてやみません。
福田選手がカフェで次女のこはるちゃんを抱き上げて微笑むシーン。ここは凄く好きでした。
日々徒然 | CM(0) | PAGETOP↑
2008.02.08 Fri 00:41
タイ戦はトムヤンクンスープが結構売れていたみたいだ。
昨晩は日本対タイ、取材。
勝ち点3。
それだけの試合だった。
プレー内容はともかく客足が悪かったのは、地理や気候条件や対戦相手を考えれば(タイは二人の主力を欠きながら健闘していたけど)嘆くこともないのかな、とも思う。
W杯予選は長い。これからこれから。
だがしかし。
2010年W杯まで、日の丸を背負うのはもっと過酷な条件で戦っている選手になっていなければならない。
「世界を驚かす」ならば。

そう言えば。
先日、RUNの重版が決定

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2008.02.05 Tue 12:14
情熱大陸が情熱を呼び覚ましますように。
2月10日放送予定のTBS「情熱大陸」で、企画協力に携わっています。
題材は福田健二選手。
「RUN」では活字の世界でその激闘を描きましたが、映像でも彼の今を残したい、と言うのが出発点でした。民放系のドキュメンタリーでは情熱に並ぶ者なしだけに。発案から1年がたとうとしていますが、今から楽しみです。
情熱家の制作ディレクターがどんな映像でその姿を描くのかは、文字の世界の人間としても興味津々ですぞ。

それにしても前回放送のブックデザイナーはいいキャラしてたな~。へらへらしているけど、傾けている情熱は半端ではない。情熱にはたくさんの種類の情熱があるということなり。




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