- スポーツライター・小宮良之のブログ -
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2008.08.20 Wed 23:16
島根行脚。
明日から週末は島根です。
出雲の国はかつては神々の国と言われ、統一王朝を成していたとか。
厳粛な雰囲気なんでしょうか、全然関係ないんでしょうか。
百聞は一見にしかず。
おそばがおいしいらしい・・・。

今日は日本代表がウルグアイに敗戦。
戦力的には優れたCBと左SB、そしてストライカーの不在が響いている気がする。
でも、もっと根本的な隔たりが両者にはあった。
日本は選手が戦っているようにも映ったが、それは当然のことであり、ウルグアイ選手は凶暴なほどの熱さの中にしたたかな冷静さを持ち合わせていた。
実力差、はてしなく。
現実を見つめ直さないと取り返しがつかなくなりますぜ。
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2008.08.20 Wed 00:29
PRIDEはなくなったけれども。
 -将来は?
 「オリンピックで金メダルを取って、『PRIDE』に行きます」
 -ところで、彼女はいるの?
 「いません。今は興味ないです。強くなれば寄って来るんで(笑)」
 -それこそ、PRIDEにいってから?
 「そうです!」
 4年前、彼はそう言い放った。
 名門、国士舘高校柔道部、100kg級で大将だった彼はたしかに期待された柔道選手だったが、金メダルを取るという発言は本気に受け取るにはあまりに無邪気過ぎた。
 僕は半ば冗談として受け取った。
 しかし今、その高校生は北京で見事に金メダルを手にしている。有言実行という表現は陳腐か。
 100kg超級の金メダリストに輝いた石井彗くん、彼の生き方は興味深い。

 おそらく、金メダルの道程は生半可なものではなかったろう。
 と言うのも、彼の柔道は日本では邪道のように言われることもしばしばだった。彼は国際ルールを強く意識、仕掛けていると見せかけながらポイントを稼ぎ、相手が焦って出てきたところを狙ってつけいる戦法を採った。世界で勝つための柔道。積極的に攻め、鮮やかな一本柔道が尊ばれる日本で、彼は異端なる存在だった。
 石井くんは重圧に耐えて己の柔道を貫いた。国技の柔道を自分流に戦うことの難しさを感じていたはずだ。全日本選手権で優勝して北京行きを決めたが、優勝したにもかかわらず解説者から非難され、本人も不甲斐なさなのか人の目も構わず涙に暮れた。そして北京では日本男子柔道選手たちがメダルの期待を背負いながら相次いで倒れていく中、彼はその戦い方に殉じ、勝利を収めたのである。
「強くなりたい」と願った彼は一徹だった。
 にもかかわらず、彼の面白いところはそんな頑固な柔道をしながらも、陽気なお調子者のキャラクターが消えないところにある。今大会でも「五輪のプレッシャーなんか斎藤先生のプレッシャーに比べたら屁の突っ張りにもなりません」と暢気に言ってしまう。
 なんというか、かわいげがあるのだ。
 そういえば、石井くん、冒頭の記事が掲載された後、先生方から大目玉を食らったらしい。
「なに調子に乗っているんだ!」と。
 ひょっとすると、今頃も、言われていたりして。
 残念ながらプライドという団体は消えてしまいましたが、天下のお調子者の次なる展開はどうなるのでしょう?

 
日々徒然 | CM(1) | PAGETOP↑
2008.08.13 Wed 20:09
luz y sombra
8月12日発売のWORLD SOCCER GRAPHIC、 2008年 9月号から新連載がスタートしました。
フットボールラプソディー、「luz y sombra」。
タイトルはスペイン語で光と影を意味するのですが、フットボーラーたちの人生の一瞬を切り取ったショートノンフィクション。第一回はイバン・デ・ラ・ペーニャです。
イバン、初めてカンプノウに訪れたときに見た選手なんですが、かつてない衝撃でした。
一人の天才MFの人生に落ちた影と差し込む光。
これからも魅力的なピッチの表現者たちを描いていきます!
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2008.08.11 Mon 17:48
ひげに貫禄があった。
録画しておいたプロフェッショナル、仕事の流儀(NHK)を見ました。
映画「崖の上のポニョ」制作までのジブリ、宮崎駿さんに密着。
出色のドキュメンタリーです。
宮崎さん、34歳にして監督作品を手がけたものの、評価は得るも興行面につながらず。
作風は「馬糞臭い」と言われ、売れないモノとして酷評されたとか。結局ナウシカの連載を映画化、それが大ヒットになるわけですが、おんとし43歳。諦めず、自分が信じた道を走り続けることがどれだけ過酷で、大切か。
インタビュー中、宮崎さんの言葉。
「自分にチャンスを与えなかった者たちに対する怒りはある。でも、怨んでも仕方ない。人に運命をゆだねたくなかったから」
自分を貫けるモノが最後は勝つとは限らないけれども、自分をとことん信じられるモノはやはり強い。
「映画化してもらっただけで運命が開けると思ったら人生の敗北ですよ」
とも彼は言っていた。
そうだよな~と独りごちる。

スケールは違うけど、僕も自分の世界を作りたい。純然たるスポーツノンフィクションが向かい風だとしても。
ガンバロ。


日々徒然 | CM(1) | PAGETOP↑
2008.08.10 Sun 23:59
ジャーユー・リーベン
日本男子五輪サッカー、2連敗で早々とグループリーグ敗退が決まった。
北京の壮行試合、アルゼンチン戦を取材していたので予感はしていたけど・・・。
負けないために作り上げたチームでは、世界を舞台には太刀打ちはできない。
ナイジェリア戦、1トップのFWがあれだけサイドに流れてはゴールは遠くなる。そもそも、指揮官は「FWに必要なのは90分間走れること」と発言していた。
守りきれず、玉砕する・・・そんな悲しいチームを作ったのは誰か。
「メダルも狙える」と甘やかしたマスコミの罪も重い。
メダルなんてとんでもないチームだった。残念ながら。
大会前のオッズは16チーム中14番目。
それが現実。
真剣に勝機を見いだすならば、オーバーエイジに縋るしかなかったはず。
結束力で勝てるほど甘くはない。また、年上の選手が入ったくらいで揺らぐ結束では通用しない。
2006年W杯で感じた無力感。失望と諦観が深まっていく。
ジャーユー・リーベン
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2008.08.07 Thu 21:07
徒然なるままに。
ここ数年読んだ中で、これほど笑えて、しかもほろっと来る小説はなかった・・・。
思わず電車で吹き出しそうになったり、涙がこぼれそうになったり。脱帽です。
人を食ったような精神科医と患者たちを中心に織りなす人間ドラマ。イン・ザ・プールの続編なんですが、これは小説にアレルギーのある人でもはまるはず。
それにしても、作家の奥田さん、凄いですね。観察力が鋭いんでしょうけど、人間と情景描写が目に浮かぶようで、やりとりは読み手の先手先手を行くので、物語に引きずり込まれていきます。
そして引き続き、同じく奥田さんのサウスバウンドと司馬遼太郎さんの義経を同時に。

空中ブランコ空中ブランコ
奥田 英朗

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