- スポーツライター・小宮良之のブログ -
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2008.03.02 Sun 13:52
昨日はゼロックススーパーカップの取材でした。
昔、スペインの審判はジャッジに関して、「審判は重圧の中で仕事をしているし、人間なんだからミスもある」と手厳しい周囲の批評に反論していました。
でも、リーガのある選手はそれに反発して言いました。
「何が重圧だ?俺たちは人生を欠けてやっている!ミスもあり得るだろうが、ミスをすれば攻められるのは同じ舞台に立っているんだから当然だろ」
どちらの言い分が正しいか。
行き過ぎたバッシングは審判の家族にまで及び、脅迫されるような事件にまで及ぶこともあるので、人間である審判を痛めつけるような批判は控えなければなりません。

けど、試合を壊すような審判はやはりプロスポーツで同じ舞台に資格がないと言われても当然です。

ゼロックススーパーカップ。
感情的なジャッジは醜く、娯楽性を減退させ、真剣勝負を台無しにしてしまいました。
生身の人間が行うスポーツで、杓子定規にカードを連発し、高圧的に自らの判断を誇る・・・。その姿は期待感漂うリーグ前哨戦にはそぐいませんでした。
主審はしばらくJ1の笛を吹くべきではないでしょう。
人的事故に遭った鹿島の選手たちはとても気の毒だったなと。

ただ、それでも鹿島は勝てた試合を落としたとも言えます。

まず岩政選手のプレーはあまりにうかつだったし、PKを献上したシーンは明らかにミスジャッジだったにせよ、その後精神的な動揺を隠せず、不用意なサイドチェンジを奪われて速攻を叩き込まれています。
結果、PK戦に持ち込まれたわけで。
たしかに2度ストップしながら2度までやり直しを命じられ、憤慨した選手たちの気持ちは分からないではないけど、勝負の流れの中で鹿島からは「勝った」という油断が見えました。
「フットボールは人生と同じで、いろんなハプニングがある中でもそれを乗り越えたものが本当の勝利者になる」と、かつてレアル・マドリッドで活躍したイエロは言っていましたが。
不信、焦燥、疑惑、憤怒、苛立ち・・・主審を中心に作り出された負の感情が沸き立つ戦場で、王者は敗れたのです。
主審の技術は拙く、感情的で、ひどいものでしたが、久保にもPKをやり直しを命じているなど広島よりだったわけではなく、いわゆる人的事故だったのではないかと。

それでも、王者にはその強さを見せて欲しかった。
僕は去年開幕前、サッカー専門誌で「鹿島優勝」を予想して失笑を買いましたが、今年も優勝に近い存在と思っていますう。鹿島はジーコというスピリットが息づいた、色彩を感じるサッカーをするチーム。
伝統の重厚さ、改めてみたいなと。

それにしてもダニーロ、真価を発揮したら凄いと思うんだけど。

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