ポンテベドラからログロニョまでは約10時間のバスの旅。
最初はたじろいだ。バスは本を読んだり、仕事のメモをとったりができず、時間をもてあます。また、空間も限られる。ほとほと困ったのだが、この旅、なかなか悪くなかった。
窓から見える人々の日常はどこかノスタルジックだった。
例えば夕暮れの田園風景、突き当たりの家までの一本道を年老いた老夫婦が手をつなぎながら歩いていた。
それはどこかに辿り着こうと言うよりも、ただ一緒に歩くことに意味があるみたいで、とても優しい光景だった。
人間的に極めて未熟だからか、自分はそういう姿を見ると涙がこみ上げそうになる。いいなあって。でもそれは自分がなりたいとか、理想ですとか言うのとは全然違くて。なんだか優しくなるのだ。気持ちが。人間も悪くないんだよって。言ってもらえている気がして。
ガリシアの浜辺、夕刻。

最初はたじろいだ。バスは本を読んだり、仕事のメモをとったりができず、時間をもてあます。また、空間も限られる。ほとほと困ったのだが、この旅、なかなか悪くなかった。
窓から見える人々の日常はどこかノスタルジックだった。
例えば夕暮れの田園風景、突き当たりの家までの一本道を年老いた老夫婦が手をつなぎながら歩いていた。
それはどこかに辿り着こうと言うよりも、ただ一緒に歩くことに意味があるみたいで、とても優しい光景だった。
人間的に極めて未熟だからか、自分はそういう姿を見ると涙がこみ上げそうになる。いいなあって。でもそれは自分がなりたいとか、理想ですとか言うのとは全然違くて。なんだか優しくなるのだ。気持ちが。人間も悪くないんだよって。言ってもらえている気がして。
ガリシアの浜辺、夕刻。








