- スポーツライター・小宮良之のブログ -
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2008.12.21 Sun 12:52
サッカー選手を取り巻く環境
僕はジャーナリスティックなライターではないし、このブログでも極力、意見を論じるようなことは避けているんだけど、ストーブリーグの動向には違和感を感じざるを得ない。

早々と最下位が決定したクラブに傲岸と居残る監督、20人近い選手をクビにして平然としているフロント、それを「来季に繋がる形が見えた」と論じるマスコミ。僕は「社員の働きが悪い。全部クビをすげ替えれば業績は良くなる」と息巻く社長を連想してしまった。
驚くのは、そこまででなくとも五十歩百歩のクラブが多いこと。
開幕前に掲げた目標を完全に失いながらものうのうと監督が居座り、フロントもそれを許し、閉幕後にお疲れさまとでも言いたげに解説者として送り出す。彼らは充電期間と評して、近い内に現場に戻るのだろうか。
これからもそんな繰り返しになるとすれば、暗然たる世界と言える。
かと思えば、結果を出した指揮官が「ステップアップのため」と釈然としない理由で解雇されている。
なんのステップなのか。世界?とても曖昧模糊とした表現で、そもそも彼らは世界のフットボールを目と耳で体感しているのか。

地に足の着いた戦略を持っている鹿島が連覇しているのは、まったくの道理だ。
プロフットボールの世界では勝利と言う結果が大前提だが、彼らはチームとしてそれに向かい、一つになることができる。その根幹はジーコイズムなのだろう。
もちろん、結果の度合いはクラブの身の丈に合うもので、すべてのチームが優勝を狙えるわけではないが、一つの目標に向かい、覚悟を持って進むべきなのである。
しかし、ポリシーが見えず、軸がぶれてしまうクラブが多い。

それに翻弄されるのが選手たちだ。
トライアウトにいた選手の多くはその犠牲者か。
それはJリーグの歴史やマーケットの小ささを考慮すれば仕方のない側面もある。
例えばスペインでは一度挫折しても、3,4部リーグから這い上がるケースがたくさんある。とりわけ若い選手は下部リーグの実戦で大人に揉まれて才能を覚醒させる場合も少なくない。けど日本では一度落ちると、負け組のような烙印を押されてしまう。断言できるが、這い上がってきた選手の方が強いし、這い上がれる力がなければ、世界では太刀打ちできないのだが。

とは言っても、現実は目の前にある。
トライアウトで会った、すべての選手たちの武運を僕は祈る。
彼らからはまだ消えないサッカーへの情熱を感じたから。その熱が然るべき場所に届くことを。
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★ COMMENT

今月頭頃の各クラブの異常な程の戦力外のリリース。プロとして勝負の世界では避けて通れないところですが、公式サイトには名前、プロフィールをコピペして機械的に並んでいるのを見ると本当に無情さを感じます。

フロントも相変わらずスポンサー企業の天下り人事で結果が出せないとなるとサッカークラブ運営の真剣さというのが疑われます。

また第2のフリューゲルスみたいなことが起こらないことを願います。
2008.12.22 00:54 | posted by アラウージョ | URL | EDIT |

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