- スポーツライター・小宮良之のブログ -
--.--.-- -- --:--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | CM(-) | PAGETOP↑
2009.01.13 Tue 19:53
大迫フィーバーの怪
高校選手権は大にぎわいでした。
中でも、大会最多得点記録を更新した鹿児島城西の大迫君は注目の的。
非凡なセンスを感じさせ、将来性豊かなFWと言えます。
鹿児島でインタビューしましたけど、サッカーに対してひたむきだし、現状に満足しない性格はプロ向きでしょう。
結果、まるで日本サッカーを救うスーパースターが降臨したかのような過熱報道ぶり。
記者の誘導尋問に引っかかったのか、代表監督までが招集を仄めかすような発言が出ていました。

このフィーバーぶり、浮かれちゃえばいいんでしょうけど、なんだか気持ち悪い違和感を感じるのです。

大迫君はプロを相手にしたわけではなく、同年代の選手たちと戦ったに過ぎません。
さらに言えば、今の選手権は、クラブユースの選手がいない、極めて限定された国内ユース大会なのです。
また、最近は体格が良く、フィジカルが強い選手がクラブユースに取られる傾向があり、高校チームでは特にGKとDFが小粒。正直DFレベルは高い大会ではありませんでした。それに全体的に、足元の技術は全体的に上がったものの、試合を読むような戦術眼は昔よりも乏しくなっているような気が・・それがおそらく打ち合う試合が多いことに繋がっているのではないでしょうか。
だから、そんな大会で大迫君がどんな得点記録を打ち立てようと、井の中の蛙なのです。

もちろん、大迫君に非はありません。選手権は日本固有の素晴らしい大会です。
でも、関係者の反応を目の当たりにすると、なんだかなぁと首をかしげてしまうんです。
プロサッカーの世界では大人の鼻を明かすような活躍をして、ようやく期待のルーキーとなるんです。
ラウールだって、デルピエロだって、クリスティアーノ・ロナウドだって。
国内の限られた大会の得点記録なんて屁の突っ張りにもならないのです。

でも、大迫君はいいチームを選びました。
じっくりと大輪を咲かせてください。
その花をもし見ることができたら。それはとても美しいことでしょう。

アッチョンブリケ


お知らせ | CM(0) | PAGETOP↑

★ COMMENT

★ COMMENT POST













copyright © 2007-2016 estadi14. all rights reserved.
 |ADMIN
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。