- スポーツライター・小宮良之のブログ -
--.--.-- -- --:--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | CM(-) | PAGETOP↑
2010.09.12 Sun 11:18
いくつかの本たち
最近読んで印象に残った、いくつかの本を覚え書き&紹介。

「永遠の0」百田尚樹
「生きてるだけで、愛。」本谷有希子
「世紀末の隣人」重松清
「羆嵐」吉村昭
「最後の将軍」司馬遼太郎
「さよなら渓谷」吉田修一
などなど。

永遠の0、は太平洋戦争の零戦乗りの話。でも、そこに物語はとどまらない。過去と現在が交錯し、
圧倒的なリズムで読者を巻き込んでいきます。容赦ない感じ。心揺さぶる。

生きてるだけで、愛。は、生きることに不器用な女の子の話。人間の孤独、その深みに読者を引っ張っていきます。本谷節。想像力が爆発するぜよ。

世紀末の隣人、は21世紀に潜む現代のルポルタージュ。重松さんの寄り道、無駄足、蛇足が事象を沸々と浮き上がらせる。追跡、追求を本流とするノンフィクションライターとは違った、感性に訴える作品。

羆嵐、人と獣の物語。人が野性に踏み入ったばかりの北海道、大正時代。そこで繰り広げられる格闘のシーンは、鬼気迫る。人間の無力さと逞しさ。関係ないが、子供の頃は熊と友達になれると思っていた。

最後の将軍、は徳川15代将軍、慶喜の物語。最後の将軍になった男の幕引きとは。聡明だった彼は時代の流れを読み、自分を幕府ごと葬り去る。幕府を捨てた軽薄な男、と言う評価もあるが、江戸を戦火から救ったのも事実か。
僕の母は会津出身だけに、ちょい複雑だけど。

さよなら渓谷、は一つの事件が複雑な人間関係を浮き上がらせ、人間の業を露わにする作品。吉田さんはなぜこうも人間を書くのがうまいのか。脱帽。でも、帯にある「『悪人』を凌ぐ長編」というのは違う。「悪人」は仕事が続けられないくらい、惹き付けられたから。

さよなら渓谷さよなら渓谷
吉田 修一


現在、読書中の本は、「ボックス」百田尚樹、「日曜日」吉田修一、「武田勝頼」新田次郎など。
武田勝頼は再読。「続武田信玄」の頃から何度読んだことか。なぜか彼の人生に惹かれる。37才で自刃。僕は38才になってしまった。高校時代、武田家滅亡の跡をたどり、天目山を歩いたな。変態的高校生だった。

新装版 武田勝頼(一)陽の巻 (講談社文庫)新装版 武田勝頼(一)陽の巻
(講談社文庫)

新田 次郎

読書 | CM(3) | PAGETOP↑

★ COMMENT

初めまして。
どのようにこれらの本を選んでいるのですか。一見、共通点はなさそうですし、作者なども違います。
やっぱり仕事上、いろいろな本を読むんですね。
2010.09.12 17:01 | posted by hn07272309 | URL | EDIT |
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010.09.12 21:11 | posted by - | | EDIT |
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010.09.21 12:20 | posted by - | | EDIT |

★ COMMENT POST













copyright © 2007-2016 estadi14. all rights reserved.
 |ADMIN
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。